寄附金控除対象

クラウドファンディング挑戦中!

鶴見大学歯学部附属病院
周術期口腔ケア専門外来(OMSB)新設プロジェクト

このプロジェクトを応援する

口腔ケアから支える、
地域医療のハブを創る

鶴見大学歯学部附属病院は、病院3階に周術期口腔ケア管理の専門拠点「OMSB(オーラルメディカルサポートベース)」を新設します。

手術や抗がん薬治療を受ける患者さまの口腔環境を整え、
合併症のリスクを減らし、
早期回復を支援する。

それがOMSBの使命です。

  • 衛生管理・感染対策に
    配慮した専用診療室の整備

    新たに歯科ユニットや滅菌設備を導入し、感染対策に配慮した口腔ケア環境の整備に努めています。

    VIEW MORE
  • 優先対応できる
    口腔ケア専門外来

    周術期口腔ケア管理に特化した外来だから、優先枠を設けて突然の手術にも対応できます。

    VIEW MORE
  • 地域医療の
    ネットワーク構築

    治療の場としてだけでなく、地域医療のハブ(拠点)となり、より安全で「切れ目のない支援」を実現します。

    VIEW MORE

周術期口腔ケアとは?

周術期とは、手術前後を含めた一連の期間のこと。

この期間に専門家が口腔ケアを行うことを「周術期口腔機能管理」と言います。
口腔内の衛生状態により引き起こされる合併症を予防し、術後に早く元の生活に戻る目的があります。がん治療では、さらに前後に行われることがある抗がん薬治療を含みます。

周術期口腔ケアのフロー:抗がん薬治療→手術前→手術→術後回復期→抗がん薬治療

周術期に口腔ケアを行う
6つのメリット

  • 術後の感染予防

    口腔内の細菌が血液を介して創部に影響することがあります。口腔ケアを行うことで、術後感染のリスク低減につながります。

  • 肺炎予防

    手術中や術後は嚥下機能が低下しやすい状態になります。口腔内細菌の気道流入を防ぐことで、誤嚥の予防につながります。

  • 口内炎・顎骨壊死の予防

    抗がん薬や骨転移抑制製薬などの副作用により、口内炎や顎骨壊死が起きることがあります。適切な口腔管理により、これらの副作用の予防が期待されます。

  • 早期経口摂取

    口腔環境を整えることで、術後の経口摂取の再開がスムーズになります。早期の経口摂取は、全身状態の回復促進につながります。

  • 入院期間の短縮

    周術期の口腔ケアは、合併症のリスク軽減に寄与します。
    その結果として、入院期間の短縮が期待されます。

  • 将来への備え

    退院後も継続した口腔管理が重要とされています。
    かかりつけ歯科での定期的なケアにつなげていきます。

OMSBでの周術期口腔ケアの流れ

  1. Step 1

    連携病院からのご紹介

    連携病院(紹介元)から患者様へ当院受診を指示いただきます。

  2. Step 2

    当院へのご予約

    患者様から当院(地域医療連携室)へお電話をいただき、
    予約をお取りいただきます。

  3. Step 3

    術前の口腔機能管理実施

    当院までお越しいただき、手術・治療(抗がん薬)前の口腔機能管理を実施します。(SC、PMTC、TBI、口腔ケア、必要に応じて歯科治療など)手術までの期間が短い事が多いため、当院では可能な限り1回の受診にて必要な処置を⾏います。

  4. Step 4

    連携病院での手術・治療

    当院より返書を作成し、連携病院(紹介元)に共有します。
    患者様には口腔内を整えた状態で安全な治療をお受けいただけます。

  5. Step 5

    術後の口腔機能管理実施(約3ヶ月)

    連携病院での治療後も、当院にて口腔機能管理を実施します。
    手術後体調が落ち着いたら
    手術から3ヶ月以内にお電話にてご予約ください。
    患者様が早く元の生活に戻れるよう経過観察・指導を行います。

歯の衛生を保つことが、
安全な手術につながります

Case 1 60代男性

全身麻酔下での手術予定のため、かかりつけの病院から当院を紹介され来院

Before 施術前:多量のプラークと歯石が付着した状態

下の前歯部分に歯石が付着しています。
また、奥歯には多量のプラークが付着しています。

After 施術後:プラークと歯石が除去されクリーンな状態

歯石を全て取りきり、今まで歯石で隠れていた歯が見えるようになりました。

マウスピース

前歯は歯周病が進行しているため、歯が揺れています。
全身麻酔用のチューブを口から挿入する際に歯が脱落する可能性があるため、
保護用のマウスピースを作製しました。

※掲載写真は患者様の同意を得て掲載しています。
※費用に関しては保険診療のため、個人差があります。

Case 2 60代男性

全身麻酔下での手術予定のため、かかりつけの病院から当院を紹介され来院

Before 施術前:着色・歯石が付着した前歯

全体的に多量のプラークが付着しています。
左上奥歯に強固な歯石が付着しています。

After 施術後:歯石が除去されクリーンな前歯

一度の施術で、取れる範囲のプラークと色素沈着をしっかり落とすことができています。
左上奥歯に着いていた強固な歯石も取れています。

※掲載写真は患者様の同意を得て掲載しています。
※費用に関しては保険診療のため、個人差があります。

かかりつけ歯科医院にて
継続的に
口腔ケアを
行なっていく事が重要!

今、周術期口腔ケアが
必要な理由

鶴見大学歯学部附属病院が歩んできた50年。
その歴史は、病と戦う患者様、そしてご家族の願いとともにありました。
がん治療や大きな手術を控えた患者様にとって、その方らしい日常を少しずつ取り戻していくことが、一つの願いではないでしょうか?
しかし、治療中にお口の中の細菌が原因で肺炎や感染症を引き起こし、なかには、回復が遅れてしまうケースもあります。

「治療を乗り越え、
再び笑顔で食卓を囲むために」

「もっとできることがあったのではないか」という悔しさを繰り返さないために。患者さん一人ひとりの未来に寄り添う歯科医療を追求します。

家族の食卓

高齢化が進み、手術や抗がん薬治療を受ける方の多くが複数の疾患やリスクを抱える時代になりました。誤嚥性肺炎や術後感染症—その予防に周術期口腔ケアの重要性は常識になりつつあります。

それでも現場は「誰が、いつ、どこでつなぐのか」が定まらず、必要なケアが届かないまま手術を迎える方がいます。

知識はある。必要性も分かっている。
だからこそ今、仕組みとして支える"拠点"が必要なのです。

病院の施設内部

クラウドファンディング挑戦中!

この挑戦には、皆様の力が必要です。
いただいたご支援は、
医療提供体制の整備に活用されます。
どうか、この挑戦に力を貸してください。

このプロジェクトを応援する

OMSBが目指すもの

OMSBは、周術期⼝腔ケアを通して「今を乗り越える⼒」と「未来への備え」の両⽅を⽀えていきます。この取り組みは、単なる一病院の設備投資ではなく、地域の病院や歯科医院と連携し、地域全体の医療の質を高めていくための挑戦です。

患者紹介・口腔ケア・より安全な治療のサイクル図

衛生管理・感染対策に配慮した
専用診療室の整備

新たに歯科ユニットや滅菌設備、吸引装置(口腔外バキュームなど)を導入します。手術や抗がん薬治療を控えた患者さまに感染対策に配慮した環境を整え、医学的知見にもとづいた口腔ケアの提供を目指しています。

専用診療室の歯科ユニット
歯科ユニットは専用に使用されます。処置に使う器材は、手術器材と同様の滅菌手順で管理を行っています。
口腔ケア処置の様子
口腔外科学会指導医・専門医が診察します。口腔ケアは経験豊かな歯科衛生士が担当します。
患者さまへのセルフケア指導
入院中のセルフケアについても
お伝えします。

※設備の導入予定はプロジェクトの進行・支援状況により変更となる場合がございます。

優先対応できる
周術期口腔ケア専門外来

優先枠を設けて突然の手術にも対応可能です。

専門外来での診察
電話で優先的に予約が取れます。
チームでのカンファレンス
初診での診察・処置が可能です。
患者さまとのコミュニケーション
できるだけ少ない回数で終われるようにしています。

地域をつなぐ医療ネットワーク

術前は手術を受ける総合病院と連携し、手術前後の口腔内環境の管理に配慮した口腔ケアを実施します。術後は地域歯科医院と情報を共有し、継続的なケア体制を構築します。

地域医療ネットワーク
地域の病院と密な関係により、
スムーズな連携が可能です。
連携病院との協力
医療機関同士の情報交換に必要な道筋は全て準備しています。
かかりつけ歯科医院との連携
地域医療機関と情報を共有し、
安心・安全な医療体制を整えています。

OMSBの仲間たちを紹介!

OMSB(Oral Medical Support Base)を略して「おむすび」。
医療と患者さまを"むすぶ"存在として、わたしたちの活動を一緒に発信してくれるキャラクターを紹介します。

  • おむすびーばー

    おむすびーばー

    歯ブラシ片手に毎日頑張る、
    おっとり優しいおむすび兄。
    ちょっとドジで磨き残しも
    多いけれど、ほかほか癒し系の
    愛されキャラ。

    秘密メモ

    天むすちゃんにいつも
    助けられているのはナイショ

  • 天むすちゃん

    天むすちゃん

    歯をピカピカにするのが
    得意なしっかり者の天むす妹。
    忘れっぽいお兄ちゃんを
    支えながら、毎日の
    歯磨きチェックは欠かさない。

    秘密メモ

    頑張り屋さんで
    怒ると衣が逆立つらしい…

  • 口腔ケアザラシ

    口腔ケアザラシ

    歯とお口の健康に詳しい、
    物知りアザラシ。
    優しく褒めながら教えてくれる、
    癒し系の口腔ケア担当。
     

    秘密メモ

    体からはほんのりミントの香りがするとか?

この挑戦に懸ける想い

濱田 良樹 先生

鶴見大学歯学部附属病院長/
口腔外科・顎顔面外科科長

濱田 良樹 Yoshiki Hamada

この外来は“口腔ケアで生命を支える拠点”です。患者様(地域の皆様)と協働して健康寿命の延伸を目指します。とくに、大きな手術や抗がん治療を控えた患者様の口腔ケア(周術期口腔機能管理)に注力し、治療の成功・遂行率を高めます。他院からの紹介患者様も積極的に受け入れます。また、歯科治療が必要なのに通院できない患者様を対象とした、訪問歯科診療の拠点としても、体制を整える予定です。

舘原 誠晃 先生

口腔外科・口腔内科

舘原 誠晃 Seiko Tatehara

手術前後の口腔ケアは、誤嚥性肺炎や術後感染の予防、早期回復に直結する極めて重要なプロセスです。また、抗がん治療中の患者様においては、口腔環境を整えることで口内炎などの副作用を軽減し、円滑な治療継続を支えます。これまで培った専門知識と臨床経験を活かし、患者様一人ひとりに最適な口腔管理を提供いたします。地域の医療機関とも緊密に連携し、当院が「お口の健康から全身を支える拠点」となるよう、誠心誠意努めてまいります。

寺田 知加 先生

口腔外科・口腔内科

寺田 知加 Chika Terada

歯学部附属病院ならではの確かな技術と知識を持ったスタッフとともに、チームの力で地域のみなさまのお口の健康を守ることを目指しております。お口の健康を通して、よりよい生活を実現する一翼を担うことができればと思います。新聞やニュースでも取り上げられているように、多くの病院で医療リソースの不足が課題となっています。本外来は、そのような課題の解決に向けた新しい取り組みとして、大きな役割を担うものと考えております。

クラウドファンディングの詳細はこちら!

このプロジェクトを応援する

鶴見大学歯学部附属病院について

鶴⾒⼤学⻭学部附属病院は50年以上にわたり、地域の⼝腔医療を⽀えてきました。⻭科診療に加え、眼科をはじめとする医科診療も展開し、総合的な医療を提供しています。

鶴見大学歯学部附属病院 外観
正式名称
鶴見大学歯学部附属病院
診療科目
歯科(各専門科)、眼科 ほか
設  立
1970年
電話番号
045-580-8500(代表)
所 在 地
〒230-8501
神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-3
アクセス
JR鶴見駅 西口より徒歩5分
京急鶴見駅より徒歩7分

OMSBに関する
お問い合わせ先

地域医療連携室

045-573-0101